川崎汽船(株)は8月27日、陽明海運、中国海運、ジムラインと共同で、新たにアジアと黒海を結ぶ直航サービスを9月中旬から開始すると発表した。
現在は、エジプトのポートサイドと黒海を結ぶ自営フィーダーサービス「BlackSeaExpress(BSX)」を運航しているが、需要が高まるアジア-黒海トレードで新たに直航サービスを開始することで、輸送能力を強化する。
新サービスでは黒海側寄港地として、ロシアの南玄関であるイリチェフスク(ウクライナ)に寄港を開始する。
4000TEU型7隻を投入し、ウィークリーサービスで上海(中国)、寧波(中国)、蛇口(中国)、南沙(中国)、ポートケラン(マレーシア)、イスタンブール(トルコ)、コンスタンツァ(ルーマニア)、イリチェフスク(ウクライナ)に寄港する。