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ルノー・日産/モロッコに生産施設

2007年09月03日/物流施設

ルノーと日産アライアンスは9月1日、モロッコ政府とモロッコ北部のタンジール地方に生産施設を新設することに関する覚書に署名した。

同施設は年間40万台の車両生産能力を目指し、2010年からまず20万台の生産能力で稼働開始する予定で、プロジェクトの生産施設建設に向けた投資額は、初期投資額の3億5,000万ユーロ(約552億円)を含め、合計6億ユーロ(約946億円)を見込んでいる。

同日、モロッコ政府とルノー・日産アライアンスは、地中海を臨むタンジール港に、300ヘクタールにわたる地中海沿岸最大級の車両生産拠点設立の実現可能性について、詳細検討に入ることで合意した。

施設は、モロッコ北部の地理的条件の優位性もさることながら、モロッコ政府の開発した同地域の最先端の物流インフラも大きな強みとなる。

本プロジェクトの生産施設建設に向けた投資額は、6億ユーロ(約946億円)を見込んでおり、その内初期投資額は3億5,000万ユーロ(約552億円)となり、生産する車両に応じて、2億ユーロ~4億ユーロ(約315億円~631億円)を投資する。

ルノーが運営予定の同アライアンス施設は、ロガンのプラットフォームを採用した競争力の高い商品群に加え、日産の次世代の小型商用車が生産され、両社の生産方式を拡大することになる。生産される車両のおよそ90%はモロッコ以外の国へ輸出される予定。

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