キヤノンファインテック（株）とニスカ（株）は9月12日、ファインテックグループの連結経営を強化するため、子会社の「佳能精技立志凱高科技（深セン）有限公司」傘下に新工場を建設することを決めた。
ファインテックグループでは、事務機事業の拡大に向けてキヤノンファインテックが事務機（MFP）を、ニスカが事務機周辺機器事業を行うこととしており、事業基盤の構築を進めている。
この取り組みの一環として、ニスカが中国華南地区に持つ2か所の生産拠点を「佳能精技立志凱高科技（深セン）有限公司」のもとで新工場1か所に集中し、生産効率化、能力強化を行うもの。
新工場は深セン市宝安区の用地3万8100㎡に建設し、ADF、フィニッシャ、スキャナなどを製造する。土地・建物は賃貸で、内装設備に13億円を投じる。延床面積は4万5600㎡。
