プロロジス/新たに4ファンド組成、資産規模3.8兆円に

2007年09月20日 

米プロロジスは、新たに4つのプロパティーファンドを組成し、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、韓国で新しくプロロジスが開発する物流施設を順次、取得する。

これまでにプロロジスは北米・アジア・ヨーロッパで13のファンドを運営しており、運営管理資産総額は140億ドル以上にのぼる。今回新規に組成されたファンドは合わせて140億ドル(約1兆6100億円)の不動産を購入することができる。既存分と合わせて330億ドル(約3兆7950億円)の資産をファンドで運営・管理できるようになり、第2四半期(2007年6月末)の残高142億ドルと比較して倍増以上になるとしている。

また、今後3年間に運用されることで、ファンドから得られる手数料収入も増加を見込んでいる。同社によると、今回ヨーロッパとメキシコのファンドについては募集額を上回る申し込みがあり、「プロロジスの世界規模の事業基盤の質の高さ、資金調達が世界的な広がりを持っていることを裏付けた形」としている。

プロロジスの新たな4ファンドの設立発表と同時に、シティグループの系列会社がMacquarie ProLogis Trust(MPR)の買収のためにプロロジスに実行した約5億5000ドルのつなぎ融資を、買収のための新ファンドへの出資金に切替えたことを発表した。

同ファンドは、MPRの買収によりプロロジスが購入した物流施設を保有していくことになる。資産総額は23億ドルとなる見込み。シティグループの出資により、プロロジスは2007年第3四半期時点でのFFO(ファンド・フロム・オペレーション)の増加分を1株あたり0.30ドルとし、今年度のFFOガイダンスもそれに応じて引き上げていく、としている。

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