（株）キユーソー流通システムは10月4日、合理化改善施策の遅れなどを理由に、平成19年11月期通期の連結業績予想を下方修正した。売上高を7月10日発表時の予想額を6億円下回る1399億円としたほか、営業利益14億1000万円（前回予想比25.8％減）、最終利益3億300万円（51.9％減）とした。
売上高は、専用便運送の稼動が伸長したものの、主に保管貨物や共同物流が伸び悩んだのが要因。利益面についても、売上高の未達で下半期に計画していた合理化改善施策が遅れたほか、営業所統廃合と繁忙期の過度な貨物集中の結果、臨時運送費用などの増加が利益を圧迫した。
