OUGホールディングス（株）は10月4日、連結子会社の大栄太源（株）、（株）スイチョク、やまは食品（株）の三社を合併し、事業競争力の強化を図ると発表した。
同社グループは「荷受事業（水産物が卸売市場を経由する卸売事業）」と「市場外事業（水産物が卸売市場を経由しない卸売事業）」をコア事業としており、成長エンジンである市場外事業の競争力を強化するため、現状の強みである商品を軸とした販売に加えて顧客起点の発想を重視して地域を基軸とした再編を行う。
市場外事業は、荷受事業のもつ市場機能との連携を強化し、シナジー効果を生みだすことで事業機能を強化する。2008年4月1日付で、大栄太源を存続会社とする吸収合併方式で3社を統合し、スイチョクとやまは食品は解散。統合会社は同日付で（株）ショクリューに社名変更し、機能別に経営企画本部・事業本部・管理本部の三本部体制を敷く。
