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キユーソー流通システム/専用物流の受託拡大、当期利益1億2800万円

2009年03月27日/3PL・物流企業

キユーソー流通システムが3月27日に発表した2009年11月期第1四半期決算によると、売上高は333億3600万円(前年同期比2.7%減)、営業利益1900万円(前期は1億4100万円の営業損失)、経常利益900万円(1億2600万円の経常損失)、当期利益1億2800万円(1億8000万円の当期損失)と改善した。

同期は、物流品質の向上と収益体質の改善を戦略軸とした「業務の標準化と投資効率の追求」、「小口化・物量減に強い体質の構築」、「業務の集中化および重複業務の集約」などの戦略を推進。カートラック(台車)の段階的導入やパレットの流出抑制、回収の促進、受注センターの拠点統合を実施した。

売上高は、コンビニエンスストアや量販店等の流通業者が主な顧客の専用物流の受託が拡大。一方、共同物流は食品メーカー物流などの保管を伴う顧客との取引が低調で、加工食品の出荷が伸び悩み、結果的に既存取引の物量が減少した。

その他事業は車両や燃料販売が低調で売上高が減少。利益面は、既存取引の物量減少による採算悪化や決算期変更などがあったものの、燃料単価の下降傾向や、運送コストやパレット費用などの削減が進み増益を確保した。通期は売上高1410億円(1.4%減)、営業利益11億円(9.9%減)、経常利益10億円(21.9%減)、当期利益3億5000万円(9.1%増)と減収減益の見通し。

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