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エーアイテイー/平成20年2月期中間決算、純利益49.3%増

2007年10月09日/決算

(株)エーアイテイーの平成20年2月期中間決算の経営成績は、輸送時間・納期の短縮ができるHDS(ホット・デリバリー・サービス)、他社には無い独自の物流サービスを提供することで、取扱いコンテナ本数は、前年同期比33.7%増加の36,894TEUと、国内外の景況に左右されることなく、好調な受注環境を持続した。

また、商圏の大きな東京地区での通関業免許取得により、自社通関が可能となり、通関も含めた一貫輸送サービスの提供、D/Oレス化による顧客の利便性の向上を図った。

さらに、名古屋地区での娯楽産業関連、テレビショッピング関連の取扱貨物量の大幅な増加に加え、大手商社への指定フォワーダー選定に向けた営業活動で業績の拡大に繋がり、売上高は4,361百万円(前年同期比40.4%増)、営業利益256百万円(42.2%増)、経常利益291百万円(55.8%増)、中間純利益153百万円(49.3%増)と順調に推移した。

所在地別セグメントの業績
①日本
顧客の物流ニーズに合った新たなサービスの提供と新規顧客の獲得と商社系、非繊維系顧客の受注拡大の結果、営業収益3,919百万円、営業利益234百万円。

②中国・香港
連結子会社上海愛意特物流有限公司の通年寄与と海外拠点の新設によって、営業収益886百万円、営業利益22百万円。

③東南アジア
海外連結子会社AITLOGISTICS(THAILAND)LIMITEDの通年寄与によって、営業収益38百万円。

通期の見通しは、営業外収益での保険解約返戻金37百万円はあるものの概ね計画通りに推移している。

下期からは貨物量の多い秋冬物の取扱いも始まり、引続き積極的な営業活動を展開すると同時に、平成19年11月からは、IATA免許取得によって、航空貨物輸送の本格的な取扱いの開始を予定しており、海上輸送に航空輸送も加えた総合的な物流サービスを展開することで、受注の拡大と収益性の向上に取り組んでいる。

通期の連結業績は、営業収益9,660千円(32.9%増)、営業利益505百万円(16.6%増)、経常利益516百万円(16.0%増)、当期純利益297百万円(17.8%増)を見込んでいる。

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