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日立物流/平成19年9月中間期、システム物流18案件立ち上げ

2007年10月29日/3PL・物流企業

(株)日立物流が10月26日に発表した平成19年9月中間期の連結業績は、売上高1659億円(前年同期比12.0%増)、営業利益67億円(18.0%増)、経常利益69億円(20.0%増)、中間純利益36億円(23.0%増)となった。

部門別で最も伸びたのは国内物流事業で、売上高は1200億円(14.0%増)。国際物流事業は369億円(8.0%増)だった。

また、1659億円の売上のうち「システム物流(3PL)事業」は1210億円で、期中の主な立ち上げ案件は18件となった。このうち国際的な物流業務を請け負う「グローバルシステム物流案件」は電機・産業、情報通信、生活・アミューズメント分野などの6件。また期中の受注案件は17件となった。

<2007年9月中間期の主なシステム物流立ち上げ案件>
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同社では、4月1日付でグローバルシステム物流事業を進めるため、国内営業と国際営業部門を統合し、グローバル営業として顧客の窓口を一元化するとともに、国内外の一貫物流サービスに力を入れている。

また、2007年度中にシステム物流の国内拠点として、(株)ファンケルの物流業務を請け負う北柏第2物流センター(千葉県柏市、延床面積3万3000㎡)、東京湾岸地区のシステム物流拠点となる新京浜物流センター(東京都大田区、2万6400㎡)、中京地区の拠点を集約する中京物流センター(愛知県春日井市、5万6100㎡)――などを整備し、2008年から続々と稼働に入る。

同社では国内外でのシステム物流事業を継続的に拡充し、2010年度に売上高5000億円、営業利益250億円の達成を目指している。

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