川崎近海汽船(株)の9月中間期連結業績は、売上高227億3300万円(前年同期比21.4%増)、営業利益22億3700万円(50.2%増)、経常利益20億5300万円(45.7%増)、中間純利益11億8100万円(46.3%増)となった。
近海部門で、日本向け石炭・ドロマイトなどばら積み輸送船隊が高騰した不定期船市況を享受し、収益性の高い貨物の獲得と効率的な配船により前年同期を上回る輸送量を確保した。
定期船部門では、タイ向け鋼材輸送で自動車用鋼板などが堅調に推移し、輸送量を大きく伸ばした。