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北京・天津・河北が物流協定を締結 地域競争力アップに期待

2007年11月27日/国際

河北省現代物流協会によると、北京空港物流基地でこのほど開催された「第1回北京・天津・河北物流協力発展のフォーラム」で、これら2市1省の物流協会が戦略協力枠組協定を取り交わし、3地域の物流協力の序幕が開かれたという。

中国は上海を中心とした長江デルタ経済圏、広州と深センを中心とした珠江デルタ経済圏、北京と天津を中心とした北京・天津・河北経済圏をほぼ完成させた。これら3大経済圏のGDPは全国GDP総量の約40%を占める。北京・天津・河北地域は長江デルタ地域と珠江デルタ地域に続く中国経済成長の「第3のホットスポット」となった。

北京・天津・河北地域発展物流協力によって、資源優位性の相互補完が可能となり、地域物流コストの軽減や地域物流競争力アップが実現する見通し。北京・天津・河北の物流業代表が取り交わした「協力枠組協定」の主な内容は次の通り。

・各三方の物流企業による相手方地域の物流サービス分野への参入支持をお互いに約束し、相手方物流企業に現地協会の法人会員と同等の待遇を与える。

・三方の法人会員企業のサービス分野で発生した問題の共同解決にあたり、上級政府主管部門との前向きな意思疎通をはかり、物流企業の正当な利益を共同で守り、地域物流経済を共同で促進し、良好なスピード発展を目指す。

・三方の物流協会の情報共有を実現し、ウェブサイトに相互リンクをはる。

・人材育成トレーニング、資格認証、教師育成、顧客交流、物流管理・情報技術など各分野での協力を展開する。(新華社/日中経済通信)

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