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SGホールディングス/9月中間期、通販市場拡大で宅配の取扱い増加

2007年11月29日/決算

SGホールディングス(株)が11月28日に発表した9月中間期の連結業績は、売上高4412億円(前年同期比3.9%増)、営業利益202億円(5.7%増)、経常利益182億円(8.3%増)、中間純利益74億円(24.8%減)となった。

中核のデリバリー事業は、代金引換サービス「e-コレクト」の利便性向上や新商品のリリースなどもあり、通販市場が拡大したことに伴い、宅配便の取扱増加につながった。航空便事業では、グループのギャラクシーエアラインズが2機体制で就航したことから、「飛脚航空便」が40.6%増と大幅に伸び、560万個に達した。飛脚メール便も56.3%増と大きな伸びを示し、6335万9000冊となった。

今後の展開としては、輸送のCO2削減対策を進め、改正省エネ法で特定荷主の指定を受けた企業にエネルギー消費量削減に関するソリューションを提供することで、新規顧客層を開拓する。9月20日時点での天然ガス自動車保有台数は3500台となっており、今期中に420台を導入する計画。サービスセンターなど小規模店舗の開設にも力を入れ、今期60店を新設する。

ロジスティクス事業では、通販市場の拡大、輸出入の増加を見込み、トータルソリューション営業のための戦略物流拠点構築を推進。国際物流の強化に向けては、10月にシンガポールでクーリエ事業に参入したほか、経済産業省・国土交通省が実施する「メコン地域陸路実用化実証走行試験」に参加し、日系企業の関心が高いタイ・ベトナム間の「東西経済回廊」ルートを活用した輸送サービスを検討する。

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