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日立製作所、クラリオン/車載情報システム事業強化へ、子会社を再編

2007年12月12日/SCM・経営

日立製作所とクラリオンは12月11日、車載情報システム(CIS)関連製品の開発効率の向上を目的として、2008年3月31日付で両社合弁の開発受託会社であるエイチ・シー・エックス(HCX)を解散し、開発機能をクラリオンとクラリオンの100%子会社であるザナヴィ・インフォマティクスに移管すると発表した。

日立は、CIS事業を含むオートモティブシステム事業を日立グループの中核事業の一つと位置付け、強化を図ってきた。日立、クラリオン、ザナヴィの3社は、2000年12月に、カーナビゲーションの共通プラットフォームなどCIS関連製品の開発を目的に、HCXを設立。また、2005年に日立とクラリオンは、包括的業務提携を結び、2006年には日立がクラリオンを連結子会社化するなど、CIS事業強化のために連携を強めてきた。

その後、2007年に日立の100%子会社であったザナヴィをクラリオンの100%子会社とし、クラリオン・ザナヴィ両社の生産・購買機能をクラリオンに統合するなど、日立グループのCIS事業の強化に向け、運営体制の集約化を推進。今回、HCXの開発機能をクラリオングループに集約することで、開発効率をさらに高め、CIS関連製品の競争力向上を図る。

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