東研の平成20年4月期中間決算は、ポータブルの2次元コードリーダ(イメージャー)、機械組込用固定式スキャナなど新製品の販売と、運輸業界向けのプリンタの大口案件があったことから、イメージャーやプリンタを中心に順調に推移し、バーコード関連事業の売上高は前年同期比5.2%増の21億73百万円となった。
しかし、X線顕微鏡などの高額製品の売上高が減少したことから、売上高は大幅な未達となり、全体の売上高は前年同期比3.3%減の25億49百万円、利益面は、原売上高の減少による利益の減少と海外子会社の赤字などにより、経常損失は27百万円(前年同期は経常利益39百万円)、純損失は28百万円(前年同期は中間純利益7百万円)となった。