日中間の複合一貫輸送を手掛けるエーアイティーの2007年3-11月連結業績は、通関部門の売上高が前年同期に比べて73.6%増加。混載貨物の取扱売上高も9.9%伸びた。
東京地区での通関業務の取扱い開始やD/Oレス化による顧客の利便性の向上を図るなど、新たな物流サービスを提供することで、新規顧客の獲得と既存顧客の掘起こしを展開。しかし、繊維・雑貨関連企業との取引が多い関係で、秋冬物関連材の貨物の取扱開始時期が後倒しの状況となり、上半期までと比べて売上高がやや鈍化した。
業績は、売上高67.9億円(29.2%増)、営業利益4.2億円(16.9%増)、経常利益4.6億円(26.8%増)、四半期利益2.5億円(27.3%増)。