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エーアイテイー/第2四半期も売上4割増

2010年10月04日/決算

エーアイテイーが10月4日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は66億7500万円(前年同期比45.2%増)、営業利益4億9900万円(43.8%増)、経常利益5億2600万円(42.2%増)、当期利益3億1300万円(50.5%増)となった。

プレミアム・デリバリーサービスなどの新たな物流サービスを提供し、積極的な営業活動の展開と航空貨物輸送と為替相場の動向に左右されない通関受注の営業強化によって、取扱貨物量の増加と新規顧客の獲得に努めた。

日本での営業収益は58億3000万円(41.1%増)、営業利益は4億3500万円(34.3%増)となった。商社系や通販系の大口顧客の貨物量が回復し、アパレル系顧客を中心に猛暑の影響から夏物商材の輸入貨物が好調に推移した。

輸送形態別での取扱貨物量は、海上輸送における取扱コンテナ本数では、輸出入合計6万5412TEU(48.5%増)、航空貨物輸送では1501t(59.6%増)、通関受注では1万5550件(50.8%増)と堅調に推移した。

利益面では、取扱貨物量は当初の想定以上に好調に推移したものの、円高圧力と同業他社との価格競争の影響が利益率を押し下げる要因となった。

中国・香港では、日本向け貨物の回復と中国国内での輸送収益が増加した結果、営業収益は8億2300万円(82.1%増)、営業利益は5400万円(206.9%増)となった。

東南アジアでは、日本向け貨物が回復しているが、その絶対量が小さいため、営業収益は2000万円(44.4%増)、営業利益は200万円(177.9%増)に留まった。

通期の業績は、売上高135億2200万円(33.7%増)、営業利益9億900万円(16.1%増)、経常利益9億3700万円(14.3%増)、当期利益5億6700万円(21.0%増)の見通し。

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