LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

豊田通商/廃棄物・資源循環管理サービスを提供

2008年01月09日/IT・機器

日本IBMは1月8日、豊田通商の「廃棄物・資源循環管理システム」を構築、運用すると発表した。同システムは、豊田通商がサービス開始に合わせて新たに設立する子会社が4月からASPサービスで提供する。

豊田通商は、目的外生産物の社内管理を支援するとともに、産業廃棄物の最終処分に到るまでの処理状況を一貫して管理する「廃棄物・資源循環管理システム」を構築。また、豊田通商が有する生産事業体サポートのノウハウを活かした廃棄物管理に関する業務コンサルティング、業務研修の提供も合わせて行う。

「廃棄物・資源循環管理システム」を利用することで、廃棄物などを排出する企業にとって、今まで現場単位でしか把握できていなかった発生物の発生状況を一元管理でき、管理を連結企業グループまで広げることも可能になる。

廃棄物に関しては、社内での廃棄物管理業務をシステム化することによる業務の効率化が達成できるほか、日本産業廃棄物処理振興センターが運用中の公的な電子マニフェストシステム「JWNET」と連携することで、産業廃棄物管理票(マニフェスト)のペーパーレス化も可能となり、法令で義務付けられている所轄行政への廃棄物発生状況などの報告手続も効率化できる。

「廃棄物・資源循環管理システム」の準備・運用は、日本IBMが開発、運用、保守を担当。インターネット上だけではなく、JNX(自動車関連企業向け業界ネットワーク)上でも提供する。

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース