日本郵船は1月9日、定期船部門が南ロシア黒海沿岸のノボロシスクで、DeloGroup傘下のNovoOrientAgencyと代理店契約を締結した。ノボロシスクは南ロシアの玄関港で、同代理店はノボロシスク周辺、南部ロシア地域で今後、日本郵船の営業活動をサポートしていく。
日本郵船の運航船は現在、ノボロシスクには寄港していないが、2007年にアジアの上海と黒海のオデッサまでを結ぶABXサービスを開設。同社では「代理店の起用はロシア地域における一連の営業展開に続くもので、今後もより幅広い輸送サービス提供のため努力していく」としている。