広西省、各主要都市を空路1時間で結ぶ交通ネットワーク構築

月13日に深セン航空（深航）が、南寧－桂林、桂林－梧州、南寧－梧州線を開通したことにより、広西省各主要都市間の空路交通時間が1時間以内となった。
深航南寧支社の関係者は、「これらの航空支線は、広西1時間内支線快速交通ネットワークを構築した。同ネットワークは、首都南寧を中心に全自治区に放射線状に広がっているため、桂北、桂南、桂西、桂東にも迅速な航空経路を提供している。これまでは、陸路だと南寧から桂林まで５時間、南寧から梧州までは7時間、梧州から桂林までは8時間かかっていたが、空路を利用すれば、南寧－桂林が50分、南寧－梧州、梧州－桂林はわずか40分で到着する」と説明した。
また深航は、広西省内の航路をさらに充実させるため、鯤鵬航空と提携して、西安－柳州－重慶、桂林－北海、桂林－百色、百色－広州などの路線を開通する予定だという。
広西壮族（チワン族）自治区交通庁の関係専門家は、「広西は、中国－アセアン地区間の物流センターの構築や、環北部湾地域との協力発展という背景のもと、中国とアセアン地域協力のための起点になることは明白。このため、広西地区内と地区外との交通・物流ネットワークの改善は急務となっている。いままさに、新たな物流市場が形成されようとしている」との見方を示した。（新華社／日中経済通信）