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ローソンソフトウエア/現場からトップまで、意思決定を支援する新製品発表

2008年02月22日/IT・機器

ローソンソフトウエアジャパンは2月21日、現場から経営までの意思決定を支援する新製品「ローソン・ビジネス・インテリジェンス(LBI)」の日本語版を発表した。2月25日から提供を開始する。
経営トップ層やアナリストにレポートを提供する従来型のBIとは異なり、「適切な情報を適切な人物にタイムリーに提供」し、各段階での意思決定を支援するレポーティング機能が特長。
既にシンガポールでは、関西ペイント・シンガポールが、ローソンソフトウエアのERP「M3エンタープライズ・マネジメント・システム」にLBIを導入。日本市場でも、ニュージーランドに本拠を置く食肉加工会社・アンズコフーズ社がLBIの導入を決めた。
ローソンソフトウエアのアジア地域を統括するマネージング・ダイレクタ、デビット・ホープ氏は、発表会見で「最大のポイントは、積極的な通知機能。例えば在庫レベルが一定水準まで下がれば警告を発する仕組みで、常時監視しておく必要がない」と、LBIのセールスポイントを説明。
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<デビット・ホープ氏>
また、ローソンソフトウエアジャパンのカントリーマネージャ代行を務める木田詞康氏は「これまで他のBIベンダーと協業したERPベンダーとしてやってきたが、包括的にローソンが提供できるようになった。これにより導入期間、コストを半分にすることができる」と述べ、LBIとローソンのERPパッケージであるM3を一体提供する体制のメリットを強調した。
同社では、導入コストの目安として、LBIの標準モデル(15ユーザー)が800万円程度、30ユーザーに拡大して会計・販売・仕入・倉庫・配送機能を付加したモデルが1500万円程度と説明している。

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