川崎汽船／韓国西部発電と電力炭の連続航海傭船契約

川崎汽船は1月30日、韓国西部発電との間でケープ型による10年間の連続航海傭船契約を締結したと発表した。2011年後半に開始する。オーストラリアか南アフリカ、インドネシア、カナダ、中国積みで、韓国揚げの電力炭輸送を行う。
韓国西部発電は韓国電力公社の持つ6つの発電子会社の一つで、石炭火力の発電規模は現状約400万KW。これによって年間約1200万トンの電力炭を輸入している。
川崎汽船は2007年5月に同社との間でパナマックス型による10年物の連続航海傭船契約を締結しているが、今回はそれに加えて2つ目の成約。これにより、契約が本格的に始まる2012年時点には2隻合わせて年間約250万トンを輸送することになる。