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川崎近海汽船/07年4-12月期、経常利益32.5%増

2008年02月01日/決算

川崎近海汽船は1月31日、2007年4-12月期の連結業績を発表した。売上高は345.8億円(前年同期比19.4%増)、営業利益31.6億円(32.5%増)、経常利益29.5億円(31.3%増)、四半期利益19.7億円(53.3%増)。
近海部門では、不定期船で石炭、ドロマイトなどの輸送量が増加傾向にあり、引き続き高水準な市況で推移した。定期船は、往航のタイ向け鋼材輸送量が好調な反面、復航のサバ・サラワクからの合板輸送は、港頭在庫の増加や新規住宅着工率の低下が響き輸送量は減少。しかく、石膏・砂糖などばら積貨物輸送を積極的に取り込みに努めた。
内航部門は、不定期船で、鉄鋼業界の粗鋼生産が高水準で推移する中、2007年10月に大型化した石灰石専用船「美津川丸」が竣工し輸送力増強に寄与した。定期船部門では、紙専用船は長期契約により引き続き安定した輸送量を確保。国内定期航路でも投入船腹の効率化を図るため船舶の入替えを実施し、2007年10月から常陸那珂航路に「ほっかいどう丸」を投入し北海道から九州への新規中継貨物をはじめ、貨物獲得に積極的に取り組んだ。

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