LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日新/07年4-12月期、中東欧の拠点間物流に「課題」

2008年02月13日/決算

日新が2月12日に発表した2007年4-12月期連結業績は、売上高1748億円(前年同期比4.9%増)、営業利益44.3億円(1.2%減)、経常利益47.8億円(4.1%減)、四半期純利益27.9億円(6.2%減)となった。
主力の国際物流事業で、海上貨物の取扱が輸送用機器、電機・電子機器などの輸出で中国・東南アジア向けを中心に好調だったほか、航空貨物の取扱で輸送用機器の部品、IC関連機器などの輸出が中国・東南アジア、台湾向けを中心に堅調に推移した。
海外では、中国で日新-中外運国際貨運有限公司が航空一類貨運代理免許を取得し、航空事業の自営化を進めた。また、中東欧の拠点としてポーランドに現地法人を設立するなど、ネットワークの充実を図るとともに、拠点間物流の営業展開に取り組んだ。この事業について、日新では「効率的な業務運営などコスト面でのさらなる改善が課題」としている。
国内物流事業は、自動車運送で輸送体制の見直し、運行管理の効率化に努めたものの、燃料費の高騰など厳しい状況が続いた。食品、乳製品、化学品などを取り扱うロジスティクス業務は堅調だった。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース