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トラステックスHD/07年10-12月期は黒字に転換

2008年02月18日/決算

経営再建中のトラステックスホールディングスが2月15日に発表した2007年4-12月期連結業績によると、同社は下半期に入って収益構造が改善しはじめ、10-12月期の単一四半期では純利益が計上できるところまで改善した。今後も中核事業の軽トラックを活用した専属型軽貨物運送事業に経営資源を集中し、グループの安定成長を図る。
運送事業は中期経営計画に基き、中長期的な事業展開を考慮して改革を実施。しかし、改革を進めて行く過程で社内体制の整備に時間を要したこと、採算性の低い大口取引の解消などにより、7-9月にかけてオーナー・オペレーターの稼動数が減少、運送事業の売上高の減少を招く結果となった。
これを受けて、個人目標の適切な設定、目標管理体制の見直しを行った結果、10-12月にかけてはオーナーオペレーターの稼動数が増加に転じ、並行して子会社の不採算な運送事業を整理した結果、売上高は大幅に減少した。開発事業は、余剰リース車輌解消による事業構造の強化を優先したため車両販売を抑制し、減収。
利益面では、子会社の整理で足許の業績に改善の傾向が見えるものの、車両販売の抑制により開発事業で売上総利益が大きく減少。この影響が大きく、営業損失、経常損失の計上となった。
売上高は229.4億円(前年同期比30.6%減)、営業損益0.5億円の損失(前年同期は0.8億円の利益)、経常損益3.5億円の損失(同2.5億円の損失)、四半期損益33.4億円の損失(同127.9億円の損失)。

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