日本郵船／舶用機関事故事例研究を出版

日本郵船は2月20日、機関事故情報とその防止対策をまとめた「舶用機関事故事例研究」の出版を発表した。同書は日本郵船が定期的に開催している安全推進会議内で行われている勉強会で、船主・船舶管理会社が発表した事故情報をまとめたもの。
勉強会を通じて集まった事故情報のうち日本郵船が選定した70事例を掲載、事故概要・損傷状況・修繕内容・事故原因・重要確認事項・添付資料で構成した。
添付資料では図面・数値データ・写真などを用いて事故や損傷の様子を分かりやすく説明している。日本郵船の運航船での外国人船員教育を視野に入れ、英語版も出版する。
■書籍の概要
書籍名：日本語版「舶用機関事故事例研究」（A4版151ページ、カラー）、英語版”Case studies:Ship Engine Trouble”（A4版165ページ、カラー）
価格：日本語版・英語版ともに定価3150円（税込）
出版：成山堂書店
編集：日本郵船安全環境グループ