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大同メタル工業/欧州ビジネス拡大に、関・第2工場建設

2008年03月10日/物流施設

大同メタル工業は3月7日、大同プレーンベアリング(以下:DPB)の関・新工場に、生産設備の増強を図るため、関・第2工場の建設を決めた。
海外ビジネスの拡大において、世界最大の自動車生産地域である欧州を最重点地域として、現地自動車メーカーなどを中心に、積極的な拡販活動に取り組み、2002年に念願の新規参入を果たした。
しかし、その後も、ビジネス拡大に向け、ドイツに販売拠点を設け、販売統括会社をイギリスに設置し、人員増強やシステム構築など、販売体制の強化を図った。
それに加え、当鉛フリー(鉛を使用しない)軸受の技術的優位性が、ディーゼルエンジンの比率が高く、使用条件の厳しい欧州において、より一層高まったことも新たな欧州自動車メーカーなどとの取引に繋がった。
これら、新規参入による海外ビジネスのほか、海外・国内を含めた既存取引の拡大と、今後の新たな需要予想を踏まえて生産対応を検討した結果、現在のDPB関・新工場のみでは生産能力に不足が生ずることから、新たに、関・第2工場の建設に着手するもの。
DPB関・第2工場の概要
増設面積:約10,000㎡弱
着工2008年9月(予定)
完成2009年2月(予定)
設備総投資額:約27億円(建屋、設備を含む総投資額)
人員の増員:約80名増員(第1工場を除いて)
その他:犬山工場の自動車エンジン用軸受ラインは、全て移設する

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