日本郵船は3月13日、海流予測情報利用有限責任事業組合と共同で、同事業組合が提供する海流予測情報の効果検証を行ったと発表した。
同事業組合が提供する海流予測情報では10マイル(約18km)ごとの黒潮流域内で、流速分布の詳細情報が把握できる。そのため、従来の海流推測図を利用する場合と比較して航行時に黒潮をより有効に利用でき、燃料消費量とCO2排出量を削減することが可能。
今回の効果検証は2006年から2007年にかけて行われ、日本郵船運航のVLCC13隻で23航海分のデータを集計した。その結果、黒潮流域を本海流予測情報システムに基いて航行すると、従来の海流推測図に基く場合に比べ、同海域での燃料消費量、CO2排出量を最大9%削減できることを確認した。
日本郵船では今月から、同社運航VLCCへの海流予測情報の本格利用を開始する、としている。
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日本郵船/黒潮流域で最大9%のCO2排出量削減を確認、海流予測情報利用で
2008年03月14日/調査・統計
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