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プロロジス/愛知・小牧市にハイブリッド型物流施設竣工

2008年03月21日/物流施設

プロロジスは3月19日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク小牧」を竣工した。同施設にはリンナイの入居が決まっており、同社は物流ネットワークの中核拠点となる総合物流センターとして利用する計画。
プロロジスパーク小牧は敷地面積2万7640平方メートル、延床面積5万6827平方メートルの地上5階建ての物流施設で、2社による利用を想定したマルチテナント型の基本設計にビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)のコンセプトを取り入れたハイブリッド型設計を行った。入居企業のそれぞれの要望を取り入れた事務所レイアウトやトラックバースデザインができる仕様。
1階施設内中央に大型車路を設け、施設を2棟に分割し、その間を通る中央車路の両面、建物の東西の外周と、4面に大型トラックが着床可能な複数のバースを設置し、敷地内駐車場には130台以上の普通車用スペースを確保した。また、従業員が働きやすく、作業効率を高める最新のオフィススペース、24時間対応可能なセキュリティシステムなども導入している。
外構計画としては、東側、北側の水路にコンクリート製の蓋をかけ、敷地内の植栽と一体化することで歩行者に快適なスペースとして配慮。名古屋市街地へ30分圏内という好立地を生かし都市型物流センターとして活用できるよう、使いやすさ、荷貨の搬出入の量・スピードともに最大限に高める機能を提供することを目的に、物流に伴う作業工程をワンストップで行える流通型高機能物流センターとなっている。
「プロロジスパーク小牧」は、名古屋市に隣接する小牧市内の、名古屋市中心地から約15キロメートル、名神高速道路と東名高速道路の境界にある小牧インターチェンジから約3キロメートルの場所に立地。名古屋高速小牧線、国道41号線、中央自動車道など東西南北を結ぶ主要な幹線道路へのアクセスに優れ、名古屋空港、名古屋港、中部国際空港などの物流重要ハブへ至便な、名古屋市中心部、近隣都市を結ぶ物流の要衝にある。名古屋市中心地にも近く、交通の便が良いことから雇用の確保が有利。
プロロジスパーク小牧を含め、愛知県内でプロロジスが運営または開発する物流施設は、「プロロジスパークセントレア」(常滑市セントレア、マルチテナント型)、「プロロジスパーク北名古屋」(北名古屋市沖村権現、マルチテナント型、計画中)、「プロロジスパーク東海」(東海市名和町、アスクル専用施設、稼働中)など計5施設。
プロロジスでは「これら物流施設ネットワークにおける事業活動を通じ、愛知県内で先進の物流施設を必要とする企業ニーズに応えると同時に、雇用の促進、経済活性化、物流インフラの発展など、同県ならびに小牧市や周辺地域の経済活性化に貢献していく」としている。
■「プロロジスパーク小牧」概要
名称:プロロジスパーク小牧
所在地:愛知県小牧市新小木1-31
敷地面積:2万7640㎡
延床面積:5万6827㎡
構造:柱SRC梁S造地上5階建
着工時期:2007年4月2日
竣工時期:2008年3月19日
問い合わせ先
TEL03-6215-8480
FAX03-6215-8490
inquiry@prologis.co.jp

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