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大日本スクリーン製造/輸送用簡易梱包技術を発明

2008年03月26日/未分類

大日本スクリーン製造は3月25日、「グループを挙げた物流戦略に基づく輸送効率化の一環」と位置づけ、100%出資のグループ会社・トランザップジャパンが発明した大型製品の梱包(荷造り)、開梱(荷ほどき)作業を大幅に簡素化する輸送用簡易梱包技術を導入、4月から運用を開始すると発表した。
今回トランザップジャパンが発明した技術では、強化ダンボールを効果的に使用した小さく軽量な部材を梱包サイズに応じて自在に組み合わせる、はめ込み式の構造を採用。木材や合板の組み立てによる従来の方法と同等の強度を維持しながらも、材料の加工、梱包・開梱にかかる作業時間を大幅に短縮できるという。
また、くぎやボルト(補材)を使用せず、専用工具も一切不要なため、作業者の熟練度に左右されることなく、大型機器の梱包・開梱における安全で迅速な作業を実現した。
同社では「従来の概念を一新する新たな技術」と評価しており、作業の大幅な簡素化により自社製品の物流効率の向上を実現するとともに、開梱後の部材を元の梱包箱として再使用できるなど、物流にかかるコストの抑制に大きく貢献するとしている。
環境面でも、梱包部材の大部分に強化ダンボールを使用することにより、物流における木材や合板の使用量を最大約70%削減。部材の再利用によって廃棄物の発生を抑制するなど、資源のリサイクル率の向上にも役立つ。

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