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シャープ/薄膜太陽電池堺新工場建設、720億円投資

2008年03月28日/物流施設

シャープは、総設備投資金額約720億円を投じ、年間生産能力1GW規模まで拡張可能な薄膜太陽電池工場を大阪府堺市に建設し、第一次展開として480MWのセル生産体制を整え、2010年3月までに生産を開始する。
これにより、薄膜太陽電池のトータル生産能力は、葛城工場(奈良県)の160MWもあわせて、2010年4月にグローバルで1GW体制にまで拡大する。
堺新工場は、東京エレクトロンとの共同開発による大型ガラス基板を採用した新規製造設備を導入することで生産効率を飛躍的に向上させ、旺盛な需要に効率よく対応し、新工場をモデル工場として、海外にも薄膜太陽電池工場を展開する。
新工場は、TFT液晶の薄膜技術の水平展開により、最先端の液晶パネル工場と薄膜太陽電池工場を併設し、同じ敷地内にインフラ施設や部材メーカーの工場を集積するとともに、1,000mm×1,400mmとガラス基板サイズで従来面積比約2.7倍(従来は560mm×925mm)に大型化を図ることにより、生産効率の向上を実現する。
工場概要
所在地:大阪府堺市堺区堺浜地区
生産品目:薄膜シリコン太陽電池
工場規模:1GW
第一次生産展開:480MW
投資額:約720億円
稼動開始:2010年3月まで
ガラス基板サイズ:1,000mm×1,400mm

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