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日本郵船/グループ船隊の安全推進会議実施

2007年08月06日/3PL・物流企業

日本郵船(株)は、同社と関わりのある国内の船主、船舶管理会社、海外の船舶管理会社を対象に今治国際ホテルと東京・千代田区の同社本店で、グループ船隊の安全推進会議を開いた。

日本郵船グループは、1997年7月のダイヤモンド グレース号の油流出事故を教訓として、毎年7月1日から1か月間、安全運航の重要性を全ての社員が再確認するキャンペーンを行っている。

安全推進会議はそのキャンペーンの一環として実施しているもので、今回はこれまで別々に開催していた、「船舶管理会社会議」と、「NAV9000安全実務者会議」を合同開催した。

会議には、国内の船主、船舶管理会社延べ61社131人が、7月5日今治国際ホテルに、7月9日には同社本店に集まった。

7月10日は海外の船舶管理会社10社21名が出席した。会議では、2006年度の安全対策活動「NAV9000」の成果、海難事故集計の解説が行われた。

1998年から開始したNAV9000、各種安全推進活動により、運航船全体での1隻あたりの遅延時間が13%削減されたという。

一方で、同社運航船で他船との接触事故が発生していることから、各船主と船舶管理会社にブリッジ・チーム・マネジメントの強化を依頼し、更なる安全意識の向上を確認、各社間の交流を図った。

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