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サトー/出荷検品システムに流通BMSとの連携機能追加

2008年04月25日/IT・機器

サトーは、出荷検品システム「大車輪シリーズ」に流通業の次世代EDI「流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)」との連携機能を追加した、「大車輪 流通BMS対応版」を発売した。
大車輪シリーズは、百貨店、量販店など小売に商品を納品するメーカー、卸、3PL企業に向けた、高精度な納品を支援する出荷検品システムで、1998年の販売開始から900サイト以上に導入、現在までに約40社の小売のEDIに対応している。
流通BMS対応版は、大車輪シリーズに流通BMSとの連携機能を追加したもので、PC、基本ソフトウエア、各小売のオブジェクトソフト、ラベルプリンタ、検品端末を基本構成とし、1システムで複数の小売のEDIに対応する。導入後も小売のオブジェクトソフトを追加すれば低コストで容易に新規取引先とのEDI運用がスタートできる、としている。
主な特長は、①流通BMSに準拠した小売の発注データと連携②バーコードのスキャンチェックによる高精度な検品作業③伝票レス・検品レスの運用を可能にする出荷梱包と内容明細を紐付けしたデータの作成④小売毎に仕様が異なるレイアウトのSCMラベル、専用帳票の発行⑤現場作業に必要な各種帳票の出力――など。
システム一式(ソフトウエア、検品端末、ラベルプリンタ、1年間のリモート保守込み)の導入費用は、リアルタイム検品タイプで約200万円から、バッチ検品タイプでは約100万円から。同社では2010年3月までに、500セットの販売を目指す。

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