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北京市平谷区長、農産物加工業分野で日本企業を誘致

2008年04月25日/国際

北京市平谷区の邱永平区長は22日、「平谷区において農産物加工業、ハイテク産業および観光業を優先的に育成発展させる重点分野として外資導入を奨励する」とし、「平谷区では果物を中心に多くの農作物を生産しており、農産物加工業という角度からみると、日本企業がそのすぐれた技術を平谷で発揮する余地はいくらでもある」と述べ、農産物加工といった分野で日本企業の進出を呼びかけた。
平谷区は北京の中心部から北東へ60キロ離れたところに位置し、東南は天津市薊県に隣接する。1958年に北京市に編入され、2002年に区に昇格。人口は43万人、そのうち農業人口は27万人。面積は960平方キロメートル。2007年の区内総生産(GDP)は80億元に達した。北京空港まで35キロと近いため、総合物流サービス業を展開して、北京市・天津市を中心とする京津冀経済圏の三大経済圏の輸出入基地を目指すという。
果物の生産では北京地の主要産地という位置づけにあり、桃の作付面積だけで22万ム(約1万4700ヘクタール)あり、年産30万トン。そのほか、りんご、杏、イチゴ、梨、キウイ・フルーツ.などの生鮮果物や胡桃、栗なども北京の随一の産地として知られている。
また、北京-平谷-薊県を結ぶ京平薊高速道路が今年の6月に開通する予定で、これにより、北京市内から平谷までの所要時間は従来の1時間30分から50分短縮され、40分になるという。(日中経済通信)

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