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プロロジス/中国で物流施設ビジネスを拡大、南京・重慶で契約完了

2008年04月25日/物流施設

プロロジスは4月24日、中国・重慶や南京国際空港近くの物流施設の賃貸契約を完了するなど、中国での物流施設ビジネスが順調に拡大していると発表した。
江蘇州の南京市にある「プロロジスパーク江寧」(2万1740平方メートル)を、自動車部品の物流サービスを提供しているアンジTNTロジスティクス社に賃貸することが決まった。アンジTNTロジスティクス社は、「プロロジスパーク江寧」の施設をイタリアの自動車メーカー、フィアット社の中国向けの物流拠点として利用する。
南京禄口国際空港に隣接した場所に政府が整備した経済開発区に立地し、最終的には6棟、14万平方メートルからなる物流施設パークとする。
プロロジスでは、長沙、成都、重慶、南京、武漢といった内陸部の主要地域で最新の物流施設を提供しており、「メーカー、小売業、3PL業者からの需要も確実に拡大している」としている。
重慶では「プロロジスパーク重慶」の第1期開発分の施設について、100%賃貸が決まった。「プロロジスパーク重慶」は人口3000万人で中国最大の都市、重慶市に開発中。既に1万8200平方メートルの施設1棟の開発を終え、すべて入居済みとなっている。「プロロジスパーク重慶」は最終的に8棟、合わせて12万平方メートルの施設になる計画で、次期開発は2008年夏に開始する。
プロロジスは長沙、成都、重慶、南京、武漢の5都市で、既に確保している用地に全体で396億円以上の投資を行い、計約90万平方メートルの物流施設を開発する計画。

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