Quintiq／WWLの用船プランニング業務を受託

アドバンスト・プランニング・アンド・スケジューリング（APS）企業のQuintiq社は、ワレニウス・ウィルヘルムセン・ロジスティックス（Wallenius Wilhelmsen Logistics＝WWL）の用船プランニング業務を受託したと発表した。
Quintiqはオランダ企業で、APSのほかSCMサービスも手がける。WWLは自動車や重工業機械のメーカー向けにロジスティクス事業を展開する北欧の企業で、米国の28カ所の主要港湾に拠点を持つほか、自動車を最大7000台積載できる貨物船60隻を運航している。
WWLはこれまで、船舶の貨物積載スペースの確保、管理や収益予測などを世界各地のサービス地域や社内部門ごとに行ってきため効率化が課題になっていた。QuintiqのAPSのノウハウを活用し、船舶管理、顧客対応、航海計画といった業務を包括的に行うことで、効率向上やコスト削減が実現したい考え。貨物積込みの6－8カ月前に、用船計画を確定することを目標としている。（翻訳）