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川崎近海汽船/新中期計画策定、売上高500億円目指す

2008年05月12日/3PL・物流企業

川崎近海汽船は5月9日、2008年度を初年度とする3か年の中期経営計画を策定した。売上高500億円に向けて業容拡大に取り組み、最終年度に経常利益40億円を目指す。
近海不定期部門では、引き続き好市況が予想される素材産業向け石炭、ドロマイトなどのばら積み輸送を主体として、アジア域内の三国間貨物輸送へも積極的に取り組む。09年1月にはチップ輸送などに投入する、1万2000重量トン型新造貨物船が竣工する。
近海定期船部門では、船腹需給の引き締まりに対応して必要船腹量を確保するため、8月に1万重量トン型貨物船を新規傭船し、新規鋼材・プラント輸送などの獲得に向けて取り組む。
内航不定期船部門では、4月、11月に電力向け新造石炭専用船2隻が就航し、新規分野となる東京湾内石炭輸送を開始する。内航定期船部門では、燃料油価格の高騰に対応するため国内各定期航路の運賃、燃料油価格変動調整金制度の改定を図り、新運賃体系を構築する。主要航路が集約する常陸那珂港を中心に釧路、苫小牧、東京、北九州の各航路との相乗効果を発揮するため、中継貨物の積極的な獲得に努める。

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