LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

川崎近海汽船/営業利益69%減

2010年01月29日/3PL・物流企業

川崎近海汽船が1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は278億5900万円(前年同期比29.7%減)、営業利益16億3200万円(69.4%減)、経常利益15億3600万円(69.5%減)、当期利益10億8600万円(64.7%減)となった。

第3四半期の近海不定期船部門は輸送量、運賃率ともに低下。近海定期船部門では、鋼材、木材製品などの荷動きが第3四半期には回復の兆しが一部に見られたが、輸送量は減少し、売上高は95億2100万円(45.4%減)となった。

内航不定期船部門では、粗鋼生産量が第3四半期から回復基調となり鉄鋼副原料輸送量も増加した。内航定期船部門では、関東発着の苫小牧航路を第2四半期より常陸那珂港に集約し航路の効率化を図ったが、一般雑貨輸送全体の輸送量は減少した。製紙メーカー向け紙輸送専用船は輸送量が安定したが、売上高は116億4100万円(23.1%減)となった。

通期は業績予測を修正し、売上高367億円(23.6%減)、営業利益16億5000万円(69.5%減)、経常利益15億円(70.6%減)、当期利益10億5000万円(63.0%減)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース