ツムラ／トレーサビリティ体制強化

ツムラは5月14日に発表した平成20年3月期決算で、高品質で均一な漢方製剤を安定供給するため、安全で安心できる原料生薬の安定確保を実現するためのトレーサビリティ体制の確立が継続的な課題として取り組むとしている。
生薬の流通ルートの整備や安定確保のための遺伝子鑑定技術による基原の確認、栽培化研究、また、る。
安全・安心に関しては、原料生薬と製剤について残留農薬試験を実施しており、昨年は、中国などの生産農家が使用している全農薬の調査を終了し、今後、残留農薬試験については、さらに安全性を高めるべく体制を構築してまいります。また、微生物・重金属に関する検査体制も確立する。
また、原料生薬の安定確保に関して、栽培農家との長期栽培契約を拡大するとともに、中国の子会社・関連会社を通じ中国国内に効率的な生産・加工・物流体制を確立する。