佐渡汽船／貨物運送子会社を合併

佐渡汽船は5月22日、連結子会社の佐渡が島運送と佐渡イエロー急便を佐渡汽船運輸と平成20年8月1日をもって合併することを決めた。
同社は、グループ企業の業種別の集約化に取り組んでおり、平成19年11月27日に佐渡が島運送と佐渡イエロー急便を株式交換により完全子会社としていた。
さらに、貨物輸送部門における採算性を検討してきた結果、完全子会社2社で貨物運送事業を継続するよりも、合併による貨物運送事業の集約を行う方が効率的であると判断したもの。
このため、2社と佐渡島内最大手であり佐渡と本土の一般貨物の集配業務、中継する連絡貨物の委託先であり、黒字会社である佐渡汽船運輸を存続会社とする合併を行うこととした。
存続会社である佐渡汽船運輸の運送事業にあわせ、佐渡農協を主たる荷主とし、島内産品を本土へ輸送する佐渡が島運送と佐渡島内において宅配貨物の運送を主業務とする佐渡イエロー急便の佐渡島発着の貨物について一元的な取扱いが可能となることから、収益性の向上が期待できる。
合併後の状況
商号：佐渡汽船運輸
主な事業内容：貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、軽車両などの運送事業
本店所在地：新潟県佐渡市吾潟183-1
代表者：代表取締役稲場浩一
資本金：79,000千円
純資産：875,634千円（平成19年12月31日現在）
総資産：2,211,483千円（平成19年12月31日現在）
事業年度：12月31日