フェデックスは11月9日から14日にかけて、米商務省の部門組織である「米商業サービス」のインドへの貿易使節団に加わり、米国の中小企業によるインド市場開拓を支援する。同サービスが実施するインドへの使節団に加わる民間企業としては、フェデックスが初だという。
訪問先はニューデリー、ハイデラバード、ムンバイ。現地で財界や政府関係者らに接触してネットワークを構築し、米国企業を売り込むとともに、インド企業による米国市場開拓も支援する。同時に、発展を続けるインドのビジネスセンター、生産工場、教育機関も視察する。
使節団が主な売り込み対象とするのは、製造、輸送機器メーカー、エンジニアリング、コンサルティング、建築、情報技術、医薬品などの中小企業。
フェデックスはインドに直航便を就航してから今年で11年目で、現在は地上輸送網を通じてインド国内4000カ所を結んでいる。（翻訳）
