三菱総合研究所は6月10日、「外部電源式アイドリングストップ給電システム」の利用運送事業者(利用者)、同システムの専用給電スタンドを設置したトラック専用駐車場オーナー(設置者)、同システムの共同開発事業者(開発者)の合わせて24社による協働組織として、「アイスト倶楽部」を設立したと発表した。
組織は「外部電源式アイドリングストップ給電システム」の普及促進に伴う社会的意義(CO2排出量削減などの環境負荷削減)を共有し「利用者・設置者・開発者のWin-Win-Winな関係を、コラボレーション(協働)により創出する」という理念で、賛同する企業が集まった。
インフラ(トラック用駐車場に設置される給電スタンド)の普及と利用者(給電スタンド利用用冷暖房機器を装備したトラック)数の拡大――を両輪とし、コストメリットを創出することが期待される、と説明。また、同システムの社会への浸透により、CO2排出量の削減を効果的に実現し、運送事業者の給電スタンド利用における利便性向上、トラック専用駐車場の周辺大気環境の改善を図る。
組織では今後、物流分野における環境配慮に取り組む会員同士の情報交換や交流の場を提供し、システムの改善に関する議論やより有効な利用方法について検討を行う。
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
三菱総研/外部電源式アイドリングストップ給電システム普及へ「アイスト倶楽部」設立
2008年06月11日/CSR
CSRに関する最新ニュース
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に (12月29日) 2010年12月29日 3PL・物流企業
- 東洋ゴム/低燃費タイヤのエコ効果をネットで (12月28日) 2010年12月28日 CSR
- 日産自動車/省エネ型自動車運搬船を導入 (12月25日) 2010年12月25日 CSR
- 大和ハウス工業/エコシップマークの優良事業者に認定 (12月25日) 2010年12月25日 CSR
- NEDO/環境・省エネ分野でタイ工業省と協力 (12月21日) 2010年12月21日 CSR
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)