キユーピーが7月9日に公表した2008年11月期の中間決算によると、売上高は前期比1.1%増の2350億5100万円と横ばいとなったが、営業利益は10.4%減の66億7100万円、経常利益も10.1%減の66億7900万円といずれも減少した。
主力の食品事業が不振だった一方、物流事業は4.3%増の469億5900万円と増収を確保。専用物流やキユーソースルー便の伸長と並行し、倉庫作業支援システムや移動棚などでの作業の効率化を推進した効果が現れた結果と見られる。ただ、燃料費の高騰の影響で、営業利益は44.7%減の6億200万円と大幅に落ち込んだ。