ビズネットが12月24日発表した2011年5月期第2四半期業績によると、売上高78億9400万円(前年同期比3.7%減)、営業利益1億6200万円(3200万円の営業損失)、経常利益1億7700万円(1100万円の経常損失)、当期利益1億1000万円(1500万円の当期損失)となった。
大手・中堅企業における間接材調達業務の効率化ソリューション事業をさらに拡大するため、サービスメニューの拡充を図ってきた。2010年11月に顧客の間接材のライフサイクルを通じたトータルコストの削減を提供する3PPLサービスの拡充のため「外部カタログ連携」及び「循環物流サービス」を本格的に開始した。
「循環物流サービス」は、環境負荷の低減や加工物流の機能を持たせた双方向物流をパッケージ化して提供するもので「機密文書リサイクル」、「コピーペーパー棚入れ」、「ユニフォームメンテナンス」をサービス化した。
商品売上は、配送組み立てをパッケージ化したオフィス家具や環境に配慮した商品アイテムの拡充に加えて、既存顧客に対する購入促進策を実施。
利用企業の購買抑制や価格競争の激化等が継続しており商品売上高は62億100万円(前年同四半期比8.0%減)となった。
サービス売上は、既存の顧客の利用拡大や業種別サービスの拡充や営業体制の拡充に加え、潜在顧客の活性化のため業種別統一購買、社内物品の調達管理等をテーマとした業務改善セミナーを継続的に開催するなど新規先の獲得に取組み、16億9200万円(前年同四半期比15.9%増)となった。
通期業績予想は、売上高174億円、営業利益3億9000万円、経常利益4億円、当期利益1億5500万円の見通し。