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トッパン・フォームズ/建設用仮設資材管理にUHF帯ICタグ導入

2008年07月22日/IT・機器

建設用繊維仮設資材製造・販売・リース大手のキョーワとトッパン・フォームズ、RFID機器・システム販売の日本アールエフソリューション(以下:JRFS)は、共同でUHF帯ICタグを活用した建設用仮設資材管理の仕組みを開発し、全国のキョーワの拠点に導入する。

UHF帯ICタグ提供をトッパンフォームズが、リーダ提供と読取環境の構築をJRFSが担当し、システムは、軟質素材のUHF帯ICタグをメッシュシートやネットといった資材の一つひとつに取り付けて単体管理し、リース履歴管理の精度向上と紛失ロスを低減する。

さらに、UHF帯リーダライタによるICタグの一括読み取りにより、入出庫の大幅な作業効率化を実現する。

建設用仮設資材のリース業界では、レンタル商材の貸出/返却管理が手作業による部分が多く、この作業の効率化、精度向上が共通の経営課題となっている。

建設用仮設資材は、主に屋外で使用されるため、取り付けるICタグは非常に厳しい環境に耐える必要があり、水・油などの汚れに強く、木材・金属製品と接触しても容易に壊れないことなどが大前提になる。

今回、トッパンフォームズが開発したUHF帯ICタグは、軟質素材を使用しているため、柔らかく、容易に曲げられるなどの特長を持ち、雨や水に濡れた場合でも影響を受けにくいアンテナ設計としたことで、屋外での使用や洗浄後の読取においてもUHF帯ICタグの特性である長距離通信を損なうことのない優れた通信性能を実現している。

問い合わせ
トッパン・フォームズ
http://www.toppan-f.co.jp/

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