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住友重機械/港湾用クレーンのリプレース電源開発

2008年07月25日/未分類

住友重機械工業の関連会社、住友重機械エンジニアリングサービスは7月23日、港湾用のトランスファークレーンに搭載するハイブリッド電源装置「サイブリッド・システム」を開発、発売したと発表した。

サイブリッド・システムは、コンテナの巻き下げ・減速時に発生するエネルギーを蓄積し、巻き上げ作業をアシストすることで、エンジン出力と燃料消費を抑制できる。リチウムイオン電池を蓄電装置に使用しており、エンジン最大出力は従来比で約1/3、燃料消費は約60%の削減が可能だという。

当面は主に既存クレーンのリプレース用電源として販売していく模様で、既に開発に協力した香港インターナショナルターミナルから15台の受注を確保している。

開発初年度の2008年度は、国内外で40基程度の受注を見込むが、受注の80%は海外からの受注となる模様。また今後5年間で、250基の受注を確保したいとしている。

同社では、今後電源をリプレースした後のCO2排出削減効果のデータ収集なども検討したいとしている。

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