日本貨物航空は今年度内に全社での国際環境認証規格、ISO14001取得を目指す。
7月1日付の組織改革で認証取得のための部署、安全・環境本部を設置。全社的に取り組みを開始した。また既存の環境室が、事業が生み出す環境負荷を抽出し、整理と課題の設定などに取り組んでいるという。国内の全事業所で社内的な検証が終了次第、認証機関ロイド・レジスターの取得審査を受審する。
同社は成田空港に2009年5月に供用開始予定のエコハンガーを建設中。この稼働開始で、年間228.1トンのCO2排出が削減される見込み。また2009年後半には環境配慮型の輸送機ボーイング 747-8Fの導入が始まるため、これらの取り組みも併せトータルな形で環境配慮型企業としての姿勢を顧客に印象付ける。
