米会員制卸売業のコストコ・ホールセールの第4四半期決算は、1株当たり利益が当初予測の1.00ドルを大きく下回る見通しとなった。
コストコCFOのリチャード・ギャランティ氏は「インフレ、特に燃料費高騰が今期決算見通しのマイナス要因になっている。ただ、既存店の実績は、他の小売業者と比較して堅調に推移している。(9月から始まる)2009会計年度には20-25店舗の出店を計画しており、今後も堅調な状態は続くとみている」と説明している。
また、同社の役員会は、四半期の現金配当について、普通株式1株当たり0.16ドル(年間ベースで0.64ドル)を配当することを決めた。
さらに、普通株式計10億ドルの追加買い戻しプログラムについて、同社役員会が承認したと発表した。この追加プログラムは、これまでに同役員会が承認した計58億ドルに続くもの。(翻訳)