商船三井は7月4日、30万トン級の鉄鉱石専用船を竣工させ、ブラジル積みヴィラヌエヴァ（JFEスチール焼結鉱生産子会社Philippine Sinter Corporationの専用港）揚げの鉄鉱石輸送に使用する、と発表した。
今後、同型船3隻が順次、竣工する予定で、2009年8月には30万トン級鉄鉱石船は合計5隻となり、世界的に拡大を続ける鉄鉱石の輸送需要に応える。
今回、竣工した鉄鉱石専用船は、“NOVA ERA”（ノヴァ エラ：ポルトガル語で“新時代”）で、ユニバーサル造船有明事業所で竣工した。同船は、JFEスチールとの長期輸送契約に投入される。
