ヤマノホールディングスは8月26日、グループ会社のヤマノ1909プラザの吸収合併を撤回し、ヤマノショッピングプラザのみを吸収合併すると発表した。
当初は、ヤマノリテーリングスから通信販売事業などを分離して2008年7月に設立したヤマノプラザに、ヤマノショッピングプラザとヤマノ1909を吸収合併し、訪問販売事業分野で物流機能や商品企画、営業管理の本部機能を統一管理する予定だった。
しかし、ブラザー販売の訪問販売事業を譲り受けたヤマノ1909プラザは、まったく異なるシステムを利用していることが判明し、ヤマノプラザに吸収合併するには、システム統合による多額の費用がかかることが分かった。
このため、ヤマノプラザを存続会社とする吸収合併方式を行い、ヤマノショッピングプラザを解散する。
また、ヤマノ1909プラザについては、現状のままヤマノプラザの子会社として訪問販売事業を展開していく。