キユーソー流通システムは、9月1日付で機構改革を実施する。主な変更点は、全事業部を東日本・首都圏・中日本・西日本の4ブロックに分け、取締役を配置する統括制度を導入する。
物流品質の向上のため、課題解決を推進する品質本部を新設し、倉庫事業本部、運送事業本部、情報本部の一部業務を集約して業務本部を設置するほか、情報本部をシステム開発本部に再編する。
今回の機構改革の背景には、同社によると今回の機構改革は、抜本的な流通体制の改革の必要性を感じたため。
機構改革の狙いを事業部・営業所ラインの損益責任を経営レベルで明確化し、他社と差別化できる物流品質を維持できる体制を構築する。
さらに、顧客向けの提案力、損益管理の強化のため、倉庫・運送業務を一元的に管理する体制を構築し、新物流システム構築のための研究開発を行う体制を整備する。